【ふた付きもできる】ピアニカバッグの作り方メモ【リバーシブル仕様】

ピアニカバッグは簡単です。お気に入りの布を使って作っちゃいましょう!

楽器を入れるので少しクッション性がある方がなんとなく良い気がして、私はキルティング生地とオックス生地を使用しましたが、ピアニカ本体はハードケースに収納されていて、それを収納する手提げバッグなのでオックス生地だけでも十分いけます。他にキャンバス地でもいいしどんな布でも大抵いけます。

こんな感じの物を作りました。

この記事でわかること
  • ピアニカバッグの作り方
  • リバーシブル仕様にもなる!(別にしなくてもいい!)
  • ふた付きにもできる!(好みなので別に無くてもいい!)

では早速作っていきましょう!

作ったのは長さ48cm×高さ21cm×マチ8cmのピアニカバッグです。
YAMAHAのP-32E P-32EPのピアニカをハードケースごとすっぽり入れることができます。

材料

・好きな布
・好きな糸(布に合わせた色でもいいし、ステッチを見せてもいい場合はあえて違う色でも良いですね)そもそも、縫い目はほぼ全て隠れるので最後にステッチをかける袋口くらいしか糸の色は見えません。
・ふたに付けるマジックテープやボタン(お好みの物を)
・ハサミ
・チャコペンなど布に書けるペン(私はボールペンでやっちゃいます)
・アイロン
・ミシン(手縫いでも全く問題ないですが、ミシンがあるとより手軽です。)

私が使っているミシンは初心者の方でもとっても使いやすく、値段もお手頃です。

今のミシンは下糸のセッティングも本当に簡単でストレスがありません。ミシンが一台あると色々な物を作りたくなりますよ!

1.生地を切る!

表地も裏地も長さ(横)58cm×高さ(縦)57cmです。

2.いくつかの生地を合わせる場合は縫い合わせる

表地も裏地も一枚の布で作っても良いし、パッチワークのように模様を合わせて作りたい場合は布同士の縫い合わせ部分縫い代1cmずつ取ります。縫い合わせて1枚の布にした時の寸法が長さ(横)58cm×高さ(縦)57cmになるようにします。

このバッグは3種類の柄の布を組み合わせてみました!

こんな感じで柄を合わせていき、一枚の表地にしました。

裏地はキルティング にしましたが、少し寸法が足りず変な形だったので切って縫い合わせて形を整えました。

3.ふたを作る(ふたを付けない場合はこの工程はいらない)

横14cm×縦18cmくらいを2枚(縫い代込みです)。カバンテープの間を13cm〜14cm空けたいのでその間に収まる幅で作ります。
完成幅は11cm〜12cmくらいになるようにしてます。

寸法は多少前後しても全く問題ありません。バランスをみながら大体で作りました。

4.表地にカバンテープをつける!(ふた付きにする場合はここでふたもつける)

表地の表側(柄がプリントされている方)、バッグの袋口になる辺にカバンテープとふたを縫い付けます。

カバンテープの長さはお好みです。肩掛けや手持ちなど合わせてみて良い長さを2本用意します。

もう一方の辺にもカバンテープを縫い付けます。

5.中表に合わせてカバンテープを付けた2辺を縫う!

表地と裏地を中表に合わせて横(ピアニカバッグの袋口になる辺)を縫います。
この時、1辺だけは持ち手(カバンテープ)の間を8〜10cmくらい空けて縫います。(後から布を表に返すため)

6.たたみ直して輪になっている2辺を縫い合わせる!

縫い合わせた辺が中心に来るようにたたみ直し、空いている2辺(ピアニカバッグの側面になる部分)を縫います。

すみません、たたみ直した写真を撮り忘れていて既にマチを作ってある画像になってしまいました。

この段階ではまだ四隅のマチは無いものとして見てください。

5で縫ったラインが中心に来るようにたたみ直すと写真のようになります。たたみ直したらまだ縫い合わさっていない2辺を端から1cmで縫い合わせます(赤い点線)。

7.マチを作る!

角の縫い代を開いて角を三角になるように折り、マチを作ります。(4箇所全て)
今回は8cmのマチを作ります。

マチを作った後の全体写真

8.表にひっくり返して袋口をぐるっとステッチをかける!

持ち手の間を空けておいた部分から布を表にひっくり返します。

アイロンをかけて形を整えた後に、袋口から0.3mmの所と2cmくらいのところを1周ぐるりとステッチをかけます。

9.ふた付きの場合はふたに留め具をつける!

ふたを閉じて適当な位置にマジックテープやスナップボタンなどを付けます。

10.完成!!!

できあがり!

もう一つはメインにする表地柄にキルティング 生地を、裏地はオックス生地で作ってみました。

Processed with Focos

こちらは一つ目よりも縫い代を内側にしてピアニカをよりピッタリフィットするように作ってみました。もちろん楽譜帳もピッタリ収まります!

取っ手やふたの縫い付け部分は見える部分には出ていないので、裏返してリバーシブルでも同じように使うことができます!

表地、裏地と書いたけどリバーシブル仕様なので完成後はどちらをメインに使っても全く同じです。

まとめ

作ってみて思ったこと
  • 表地も裏地もキルティングにする人はあんまりいないと思うけど、その場合は生地の厚みがかなり増すので返し口は広めにしたほうがいい!!
  • この製図はYAMAHAピアニカP-32E P-32EPを入れるのには深さも横幅も少し大きめ。幼児がスムーズにピアニカを出し入れしたり楽譜帳も入れられるようにしたため。深さを浅くするには4でカバンテープをつける位置と5の縫う位置を1〜1.5cm内側にする。
  • 横幅のゆとりを無くすには6の縫う位置を1.5〜2cm内側にするとピッタリになる。
  • リバーシブル仕様は2度おいしい感じがして最高。
  • サイズやマチを変えるだけで他のいろんなバッグが作れる!

ピアニカバッグは難しそうに思えて敬遠してしまう人もいると思いますが、正直言って手芸初心者でもできます。
おしゃれな既製品も良いですが、あーでもないこーでもないと気に入る布を探して作ると出来上がった時の達成感も半端ないのでぜひ作ってみましょう!

手芸初心者の私は作ってもすぐに忘れてしまってまた作り方をいちから調べたりするのでもうその手間をかけないためにもここにメモします。

おしゃれなピアニカバッグや手提げバッグを作りたいけどわからんっていう人の役にも立てたら嬉しいです。


3 COMMENTS

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です