こんにちわ、チタチタです。
私は季節の変わり目とか、寒い冬とかが好きじゃないんですが、子供が生まれてからはさらに苦手になりました。
冬は感染症のオンパレードだからです!
まだ免疫を獲得していってる最中の乳幼児達は、とても無邪気にウイルス達を受け入れてソッコーでボコボコにされています。
強く生きていくためには避けては通れないとはいえ、もはやいつ治っていつ新たに感染したのかすらわからないペースで調子を崩されては、こっちの身がもちません〜。。
チタチタの息子、2歳長男(今後はタロとでも呼びます)と0歳次男(タロときたら次男はジロかな笑)も、ここ1ヶ月である時は交互に、またある時は一緒に、なんらかのウイルスと交流を深めています。(ヤメテ!)
熱が出たりして風邪かなと思うと、私はいつも1週間〜3日前くらいの行動を振り返ってあの時あそこ行った時かな、とか考えたり、咳の有無とか鼻水の有無とか身体の発疹の有無とかで、あのウイルスかも、このウイルスかもと考えまくってしまい、余計に疲れている今日この頃です。
結局は検査しないと何のウイルスだったのかとかはわからないのに心配性に拍車がかかってしまいます。
そんな私が子供の咳で怖い思いをしたのが、クループ症候群というやつです。
最初はジロが生後4ヶ月の頃に経験して震えました。
そして今回2歳9ヶ月のタロもクループになったのです〜泣。
ジロの時の事から振り返ってみようと思います。
クループ症候群って何?
クループ症候群とは、声門の下の喉頭がウイルスや細菌に感染して炎症を起こして腫れることが原因で発症するもので、まだ気道の未発達な3ヶ月頃から3歳くらいまでの乳幼児に多い(特に男子に多い)感染症です。
鼻水や発熱などの風邪症状から始まることもあれば、症状がなかったのに突然発症することもあります。
嗄声(声がれ)や犬吠様咳嗽と呼ばれる、犬が吠えるようなケンケンという特徴的な咳がみられます。
酷くなると息を吸う時にヒューヒューゼーゼーと音がなるようになり突然呼吸困難になることもあります。
喘息発作の場合は息を吐く時にヒューヒューなります。
この犬吠様咳嗽が独特で、一度経験したらもうわかるんですが、最初の時はこの咳が本当に犬吠様咳嗽なのか戸惑いました。
調べるとオットセイの鳴く声とか犬の吠える声とか遠吠えとか書いてあるんですが、オットセイの鳴く声なんて、あーあれねってみんなわかるもんですかね?
というわけで、ジロのクループ話です。
次男ジロのクループ
火曜日の深夜
生後4ヶ月半頃のある夜。
突然ジロが変な咳をしました。
文字にすると難しいんですが、ほんと表現するなら『変な咳』というのが1番しっくりきます。いつも咳って感じじゃなくて変な音も一緒に鳴るような、あれ?何これ。と違和感を感じました。
何度かそんな変な咳をするので不安になり、調べてみると怪しいのはクループ症候群。
聞いたことがあるような無いような。。
でもその後何度もその咳をするわけでもなかったのでそのまま様子見。
朝になったら割と元気なので少しホッとしました。
水曜日
youtubeでクループ咳って調べてみたら実際に音声を聞けたので、ジロの咳も一応録音して昼間のうちにかかりつけ医を受診しました。
録音を聞いたじいさん医師、
「ん〜、まあ喉少し赤いね。でもほんと酷いともっと止まらないし救急受診だから!」
だって。
えー!なんやそれ!そらそうやろ、酷いと救急なんてわかっとるわー!
なんか非常にモヤるお答え。
その場で咳が出なかったので、クループとは言えなかったんだと思いますけど、まだ生後4ヶ月だしめちゃめちゃ不安なのにー。
早めの対策が良いと思ってなんらかの処置も期待して受診したのにー。
喘息の時にも使用するような薬を処方されて終わりました。
あー不安だ。
全く不安が解消されないまま帰宅。
兄ちゃん(長男タロ)もいるし、早々に感染症にかかるのは多少仕方ないのかな、このままもう咳出ずに元気になるといいな、と思いつつ、加湿器かけて、布団にタオル入れて頭の方を高めにして寝かしつけました。
前日は咳が気になりほぼ眠れなかったのでこの日は私もつい寝てしまったのですが、明け方に目が覚めた時も咳は出てなくてホッとしました。
木曜日の夜中
日中は特に咳も出ずに過ごして、良かったークループとまではいかないうちに治ったんだなと思って寝かしつけ。
すると夜中にまたあの変な咳!!
2.3回ずつ咳が出て、ウトウトしてまた咳がでるっていう感じが1時間くらい続いて不安が再燃。
じいさん医師が酷いともっと止まらないとか言ってたから受診するほどではないのかな。
まだ咳も止まらないほどではないので、ドキドキしながらも様子見しました。
なんとか金曜の朝を迎えて、朝起きるとまた元気なのでなんともしょうがない。
金曜日の夜中
0時過ぎ(もう土曜日)、また変な咳。
今度は咳の間隔が昨日より短くなってる感じがする。
頭の方を高くして寝かせ、再び録音もして経過観察してたけど、咳が増えてきて息を吸うのが苦しそう。
もうこれはゆったり様子見してる場合じゃないでしょ!
もし違って恥かいてもいい!なんか変だもん、受診したい!
#8000に電話して相談したらその時にも変な咳が出て、それが聞こえたのか、すぐ市民病院受診してとの指示をもらいました。
市民病院の夜間救急に電話してから、タロを寝ぼけてる夫に頼んでジロを車に乗せてダッシュ!
てかあの変な咳出て私がソワソワしてる中、グーグー爆睡してる夫に激イラ!
向かってる間もほんと咳酷くなって突然呼吸困難とかなったらと思うと震えました。
市民病院の夜間救急受診
また録音じゃあまり伝わらないかな、、、と思いつつも聞いてもらおうとした時、ジロが咳出て生で聞いてもらえました。
医師「あーこれはクループだね。喉も赤いし、胸の音もゼイゼイ聞こえました。」と。
やっぱりクループやんけー!
じいさん医師に心の中で毒付きつつも、ここで診断されて処置してもらえることにめちゃくちゃホッとしました。
ボスミン吸入とデカドロン内服。
ボスミン吸入は即効性がありますが、効果持続も15分程度なので2回吸入しました。
デカドロンはステロイドの一種で喉頭の炎症を抑えて呼吸を楽にします。これはトロリとしたシロップに溶かしてスプーンで内服させられていました。
変だっていう気持ちをスルーせずに軽めのうちに受診させれた私よ、グッジョブ!と心の中で自分を褒め称えておきました。
「まだ呼吸困難になるほど重症ではなかったけど、軽症のうちに受診し処置をする事が大切なので来てもらって良かったですよ。
大きくなるにつれてなりにくくなるけど、もしまたケンケンと咳が出たらすぐ受診してもらっていいですからね。」
と言ってもらえたのでとても安心したし、やはり来てよかったんだと思いました。
その夜は帰宅後も心配で私は寝られませんでしたが、咳は出てもクループ咳ではなかったのでホッとしました。
その後も咳は何日か続きましたが、再度受診はせずにすみました。
これが次男ジロのクループ症候群でした。
改めて実感
乳幼児は具合が悪くても状態をうまく伝えることは出来ないので、どうしてもパパやママの判断に任されてしまう部分も大きいです。
医師もその場の状態だけではハッキリとは診断を下せない場合もあります。
やはりパパやママが少しでも『何か変!』とか『いつもと違う気がする』という違和感を感じたなら、その感覚は大切にして行動すべきだと実感しました。
お読みくださりありがとうございました。